安全衛生管理
業界で唯一の自社研究所
「CAFラボラトリーズ」
世界基準の食品安全品質管理システムを構築するために、 アキタフーズでは1990年に自社研究所「CAFラボラトリーズ」を開設しました。 鶏専門の獣医師がいる最高レベルのハイテク研究所として、安全なたまごを産む鶏の体調管理はもちろん、 鳥インフルエンザウイルスやサルモネラ菌から守る徹底したバイオセキュリティ体制を実現しています。
※CAFラボラトリーズ: C=Consumer’s (消費者)、A=And、F = Farmer’s( 農場 )を表し、消費者と生産者のための研究所を意味しています。
アキタフーズのトレーサビリティーシステム
アキタフーズの「完全直営一貫生産システム」は、全工程を自社一貫で管理。これにより、出荷後も、
飼料までさかのぼって、卵の生産工程のすべてが追跡できるようになっています。
サルモネラ(SE)対策の情報
「アキタ式HACCPシステム」のもと、生産工程のすべてでSEチェックを実践。
鳥インフルエンザ検査結果
鶏病専門の獣医師がすべての農場を巡回、チェック。月1回以上のペースで抗体検査も実施。
飼料原料のトレースバック
原料の購入日、購入先、産地情報がトレースバック可能な体制を確立。主原料の産地がわかります。
親鶏やふ化について
たまごを産んだ鶏だけでなく、その鶏の種鶏(親鶏)の品種や原産国がわかります。
栄養成分について
飼料工場で厳選した天然素材をバランスよく配合。その飼料を食べて育った鶏が産んだ卵の栄養成分や、商品の特徴がわかります。
衛生管理について
たまごを包装する GP センター(洗卵選別包装施設)の全ての工程の安全・衛生管理の様子が一目でわかります。
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アキタ式 HACCP(25段階)
飼料工場7. 飼料製品
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種鶏農場
1. 種鶏ヒナ導入前
2. 種鶏ヒナ導入直後
3. 育成期間
4. 成鶏期間
5. 作業従事者
6. 水及び環境
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ふ卵工場
8. ふ卵工場
9. ふ化直後
10. 作業従事者
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育成農場
11. ヒナ導入前
12. 育成期間
13. 作業従事者
14. 水及び環境
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採卵農場
15. 若雌導入前
16. 成鶏期間
17. 作業従事者
18. 水及び環境
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GPセンター
19. 洗卵
20. 保管
21. 作業従事者
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流通
22. 輸送
23. 保管
24. 配送
25. 作業従事者
これらの検査結果は、トレーサビリティーシステムと連携しており、たまごを産む鶏(採卵鶏)の親鶏(種鶏)の健康状態から、
飼料の原料が作られた産地や生産者まで辿って安全性を確かめることが可能です。
アキタフーズはおよそ半世紀前から「生でも安心、体に安全」という観点で、たまごをつくってきました。常に少しずつ改善と改良を積み重ねた結果、現在では、厳しい25段階の安全基準を持つアキタ式HACCPシステムに至っています。
鳥インフルエンザ対策
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すべての農場で
定期的に抗体・抗原検査を実施
高病原性鳥インフルエンザ予防対策として、すべての農場を対象に「CAFラボラトリーズ」で定期的に抗体・抗原検査を実施しています。
※アキタフーズでは、これまで陽性は1例もありません。
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病原体の侵入を防ぐ
清潔な環境
すべてにウインドレス鶏舎を導入。そこで働くスタッフはもちろん、運搬時に使うトラックや台車、トラックまですべてを完全消毒。あらゆる病原体の侵入を防ぐ厳重なバイオセキュリティ対策で臨んでいます。
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世界の先進企業と
コラボレーション
アメリカの動物用ワクチン製造会社・バイオミューン社をはじめ、世界の一流企業や研究機関と技術・業務提携を締結し、常に優良ワクチンや最新設備機器などの開発を進めています。
サルモネラ対策
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すべての鶏にワクチンを接種
鶏用サルモネラワクチン「レイヤーミューン SE」は、鶏の体内に抗体を作る不活化ワクチン。ワクチン成分はたまごに全く移行しないので、安全性にも問題ありません。
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予防薬開発で業界をリード
1998 年に農林水産省より、SE ワクチン「レイヤーミューン SE」の日本国内における販売認可、2001 年にはアキタフーズが開発した SE の抗体検査試薬である、「CAF-SE エリーザ」の製造販売が承認。
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25段階の検査を厳格に実施
自社研究所で 100% 内製化することで早期判定を実現。万一サルモネラ感染が発見されるという緊急事態が起こっても、迅速に対応することが可能で、感染の拡大を最小限にとどめられます。
これまで一つひとつ積み上げてきた
アキタフーズの企業としての取り組みが、
様々な分野で高い評価を受けています。
世界でも、日本でも、アキタフーズの取り組みが注目を集めています。
安全・安心な卵づくりからはじまったアキタフーズの様々な取り組みは、その輪をどんどん広げています。世界に目を向ければ、約30カ国が集まり春と秋に開催される IEC(国際鶏卵委員会)会議で、(一般社団法人)日本鶏卵生産者協会の代表団に参加。
日本では、商品パッケージがデザイン賞を受賞するなど、分野や部門を問わず、様々なところでアキタフーズに注目が集まりました。より良い卵づくりとは何か、企業としての一つひとつの活動がその答えにつながっているのです。
鶏卵業界で最も名誉ある「デニス・ウェルステッド賞」を受賞。
2012年、ロンドンで開催された IEC 会議で、アキタフーズ元代表取締役社長・秋田善祺が世界の鶏卵業界で最も名誉ある「デニス・ウェルステッド賞」を受賞。アジア人としてはじめての受賞は、世界の養鶏関係者と緊密な交流を保ち、日本の鶏卵産業界の向上に対しての貢献が評価されてのこと。種鶏から、親鶏の育成、採卵、そして製品・出荷・流通に至るまで、完全に管理された養鶏事業のもと、安全・安心を追求するアキタフーズの姿勢が、世界に認められたのです。
日本パッケージデザイン大賞、食品部門銀賞を受賞。
9 種類のビタミンが入ったアキタフーズの新提案卵「ビィータ」が、日本パッケージデザイン大賞 2011 で食品部門の銀賞を受賞しました。白を基調にしたシンプルなデザインの中には、アキタフーズ独自のトレーサビリティーの要でもある「生産履歴検索コード」もしっかりとレイアウトされ、見た目の美しさと安全・安心への約束が、ひとつのデザインに集約されています。